水産事業
No.1クオリティの創出で社会に貢献していきます。
現在、売上高の7割以上を占める水産事業において、当社は業界内で常にNo.1クオリティの商品づくりに取り組んでおり、クルマエビ用配合固形飼料については、事業参入以来、圧倒的にNo.1のポジションを確立しています。
今日のクルマエビ養殖の発展には、当社の配合飼料の普及が大きく貢献したといっても過言ではありません。
こうしたシェア拡大の原動力は当社独自の研究開発力にあり、より品質に優れ、付加価値の高い製品を提供するために、開発・改良に取り組み続けております。
当社はこれからもNo.1クオリティの創出に挑戦し続けていきます。
クルマエビ・魚類養殖の生産性向上をサポート!
1975年、当社が日本で初めてクルマエビ用配合飼料実用化したことで、鹿児島県・沖縄県などの離島で養殖が盛んになり、生産量が増大しました。
また、魚類養殖では過去にメインで使用されていた生餌を使用していたことで、海洋汚染に繋がっていましたが、配合固形飼料の普及により、環境面において汚染緩和に繋がっています。
当社はこのような取り組みを早い段階から着手したことで、魚類養殖の常識を変える「改革」が成し遂げられました。
世界中の養殖業界に参入!
当社が開発した配合固形飼料は長期間品質が安定し、運搬、保管、給餌が安易な上、養殖水質汚染軽減効果が高いなど、非常に多くのメリットを持っています。
当社で様々な研究開発に取り組み、成長スピード、歩留まり、飼料効率の向上が期待できます。
また、数々の原料の選定し、抗酸化作用の高いポリフェノールを含有する天然由来原料を添加することによって、病原性細菌などの感染症や寄生虫の抑制効果が期待できます。
当社ではこのような取り組みにより、海外への輸出販売は数多く広がっています。
クルマエビ・魚類養殖の生産性向上をサポート!
シェアNo.1。充実したクルマエビ用配合飼料
長年にわたって培った経験と実績に基づいて生産され、飼料の品質・性能ともに高い評価を頂いております。成長促進、低価格、感染症対策、夏季の高水温対策など、目的に応じたラインナップが豊富です。
各種天然由来ポリフェノールの添加で健全な成育を実現
クルマエビや魚類の栄養要求を充分考慮した設計により、優れた成長と飼料効率の改善を実現しております。また、各種天然由来のポリフェノールを配合することで、健全な育成と肉質向上が期待できます。
長年のノウハウによる飼料物性が優れたペレットタイプ飼料
魚種別において、摂餌後の消化吸収や水中ので保形性、さらにフロートタイプや沈降タイプなど当社製品は飼料物性が優れております。小径サイズから大径サイズ、高脂肪タイプなど様々な魚種に適応できるアイテムを取り揃えております。
種苗生産・稚魚育成に特化する充実したラインナップ
クルマエビや魚類の種苗生産において嗜好性や消化性を研究し、魚種別で専用設計した種苗生産向けの飼料を取り揃えております。これらの飼料は成長、歩留まり、活力向上が期待され、使用用途も優れております。
安心安全な製品の提供
ヒガシマル水産事業部(※)は、2020年にISO22000の認証を取得しました。
ISOシステムによる工程管理を徹底し、安心安全な生産体制の継続に取り組んでいます。
※飼料研究部養殖生産課と飼料製造部飼料開発課はISO取得対象外
- 登録組織 : 株式会社ヒガシマル水産飼料本部
- 登録番号 : F108
- 適用規格 : ISO22000:2018
- 登録範囲 : 水産用配合飼料の開発・製造・販売
- 登録日 : 2020年7月2日
環境への取り組み
私たちヒガシマルはSDGsに賛同し、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
- 「持続可能な漁業と養殖業の推進」、「食料安全保障の確保」、「生態系への負担の軽減」、「環境への負荷の低減」など、さまざまな観点から低魚粉飼料の開発に取り組んでいます。
- 水質の悪化を抑制する微粒子初期飼料(マイクロカプセル)の開発に取り組んでいます。
- 製造工程で発生する臭気を脱臭装置で回収し、条例の規制値を厳守しながら環境へ配慮します。
- 鹿児島工場のエネルギー原単位を集計し、飼料製造の効率化を図ります。
- 全ての施設において節電に努め、環境保全に取り組んで参ります。