飼料製造部
配合飼料の種類
エビ用ペレット
ヒガシマル独自の製法で成形したエビ用固形飼料。
クルマエビの成長に合わせたサイズはもちろんのこと、レギュラー品、高品質飼料、低価格飼料、感染対策飼料など、様々な種類を揃えております。
EP(エクストルーデッドペレット)
エクストルーダーで高温・高圧処理により成形される固形飼料。
初期飼料から仕上げ飼料まで、様々な魚種や幅いろい魚体サイズに対応しています。油脂添加量、粒径の調整幅が大きく、浮き餌、沈み餌にも対応し、ニーズにあった飼料を提供できます。
DP(ドライペレット)
ペレットマシンにより成形される固形飼料。
不均一な粒長のため、養魚サイズに合わせて、効率よく摂餌できます。独自の製法を用いることで、粉化を抑制し水質汚染の軽減など環境にも優しい飼料となっています。
マッシュ
原料を粉砕し粉状にした粉末飼料。
水、油、生餌等と混ぜて使用するモイストペレットやウナギ用の練り餌として使用されます。ニーズに合った粒度、配合に対応することができます。
マイクロカプセル
特殊な技術で開発された新製法飼料。
栄養成分の均一化や溶出抑制効果、水中の分散性に優れた微粒子初期飼料です。給餌による水質の悪化を抑制することで、優れた育成効果が期待できます。
稚魚用飼料
粉体原料を特殊な造粒工程で顆粒状にした飼料や、ペレットを粉砕し、粉末状、クランブル状にした飼料。
嗜好性や栄養価が高く消化性も優れ、成長面でも高い評価を得ています。
安心安全な製品の提供
現在の養魚用配合飼料の主原料である魚粉や、小麦粉、大豆粕、その他多くの原料は自然由来のものであり、世界におけるめまぐるしい環境変化の影響を大きく受けます。
ヒガシマルは、徹底した品質管理で、どのような状況においても、お客さまに「安全・安心」な製品の提供を実現します。
ヒガシマル水産事業部(※)は、2020年にISO22000の認証を取得しました。
ISOシステムによる工程管理を徹底し、安心安全な生産体制の継続に取り組んでいます。
※飼料研究部養殖生産課と飼料製造部飼料開発課はISO取得対象外
原料検査・分析
入庫した原料は、色・匂い等の目視、官能検査を実施した後、成分検査を行います。
原料仕入先からの分析証明書や規格書と照合しながら、安全性や成分値を確認します。
製品の物性・成分検査
出来上がった製品の物性(粒のサイズ、硬度、浮き沈み、比重、吸水率)・成分(水分、粗蛋白質、粗脂肪、粗灰分、他)の検査を行います。
安定した自動生産
コンピュータによる工程管理で、原料投入から最終製品まで確実に安定した自動生産を行っています。
保管・管理
製造された製品は、出荷までの間、製造日・銘柄別に保管されています。
環境への取り組み
私たちヒガシマルはSDGsに賛同し、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
飼料工場で発生する臭気を脱臭装置で回収し、条例の規制値を厳守しながら環境へ配慮します。
脱臭装置を設置し、製造過程で発生する臭気を除去しています。また、定期的に臭気測定を行い基準値以下を維持することで、周辺地域の環境保全に取り組んでいます。
鹿児島工場のエネルギー原単位を集計し、飼料製造の効率化を図ります。
工場内でのエネルギー使用量を明確に把握するために、エネルギー原単位を集計し、どのプロセスが多くのエネルギーを使用しているかを把握し、効果的な改善策を探り、CO2削減につなげています。
※エネルギー原単位;エネルギーがどれだけ効率良く生産に使われたかを見るための指標
全ての施設において節電に努め、環境保全に取り組んで参ります。
LED照明への切り替えや明るさの最適化、自動点灯・消灯システムを導入し、節電効果の高い照明対策を実施、工場のエネルギー使用効率を向上させ、CO2排出の削減につながる環境保全に取り組んでいます。
水質の悪化を抑制する微粒子初期飼料(マイクロカプセル)の開発に取り組んでいます。
Contact
お問い合わせ- 株式会社ヒガシマル
(HIGASHIMARU CO.,LTD.) - 〒899-2594 鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉20番地
- 管理部TEL:099-273-3859 FAX:099-273-6968
- 飼料営業部TEL:099-273-2538 FAX:099-273-3863
- 食品営業部TEL:099-273-4653 FAX:099-273-3857